岐阜の桜名所1,200本の「百十郎桜」と、日本伝統文化「お花見」の風景を守り、創っていきたい!
〜日本酒銘柄「百十郎」を醸す日本酒蔵元の挑戦〜
桜を愛でる心は、日本人の心。満開の桜のもとで嗜むお酒は、極上の体験です。ところが、お花見は1300年以上前から続く伝統的な風習でありながら、桜は老朽化し衰えています。老朽化した桜を守っていくだけでなく、新たに将来に向けてお花見の場所を創っていく必要もあります。春を感じ気持ちが癒され、世界中で愛される日本が誇る伝統の「お花見」文化を次世代につなぐため、ご支援をよろしくお願いします!

桜が直面する危機的な現状
日本全国各地の桜名所で最もポピュラーな品種「ソメイヨシノ」は、現在日本の桜の80%を占めます。その寿命は約60年といわれ、戦後となる1945年以降に国策で日本全国各地に桜が植樹され75 年以上が経ちました。現在では日本全国で老木化し枯れて倒れるものまであります。
「ソメイヨシノ」は、少数の桜から作られたクローンです。そのため同じ原木から接ぎ木や挿し木で増やされたため、開花時期に一斉に咲いて一斉に散り、同時に老朽化を迎えます。こうした状況は、多くの人々に知られていません。

春を感じ気持ちが癒される日本を代表する伝統文化「お花見」を、世界中の方たちからの力で次世代にもつないでいきたい!
まずはできることから始めようと思い、このプロジェクトを立ち上げを決意しました。
お花見のルーツ
なぜ、お花見は日本人の心を捉えているのでしょうか。
日本人と桜の縁は非常に古く、日本神話の主神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫・邇邇芸命(ににぎのみこと)に求婚された美しい木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が、はかなく散るものの象徴(=桜の花)とされ、桜という名称は「咲耶(さくや)」から由来しています。
また、田の神を意味する「さ」と神の御座の「くら」が結びついたという説もあります。満開の桜には田の神が宿り、田植えから収穫まで見守る存在として、農耕民から崇められていました。
「花は桜木 人は武士(はなはさくらぎ ひとはぶし)」という言葉のように、「花のなかでは、ぱっと咲いてぱっと散る桜の花が一番であり、人の最も見事な生き方は、桜のように美しく咲いて潔く散る武士であろう」というたとえも生まれました。
こうした桜に対してのリスペクトがあり、お花見は1300年以上も前から、日本人が心から親しんできました。
創業100年の蔵元、林本店について
はじめまして!
岐阜県各務原市で日本酒蔵元をしています、5代目当主の林里榮子です。
私たち林本店は、創業百年。岐阜生まれの米と水と酵母から、微生物のちからだけを借りた自然志向の真正直な日本酒を、多彩なおいしさを、歓びと驚きを、嬉しい風景を、たくさんの笑顔を醸造しつづけている酒蔵です。おいしい日本酒を醸すこと、そしてその先のワクワクを醸すことを企業ミッションとしています。

私たちの酒蔵がある岐阜県各務原市出身の歌舞伎役者・市川百十郎氏をリスペクトした銘柄「百十郎」シリーズには、「満開の桜の下で楽しく飲めるお酒」として、日本文化の象徴として世界中から愛されるお酒となれ、との願いを込め、国内と世界各国へ提供しています。
そして今回、市川百十郎氏により寄贈された「百十郎桜」が危機を迎えていることを知り、「百十郎」というお酒を醸すだけでなく、「百十郎桜」に対して何かを支援していきたいと強く思いました。
百十郎桜と日本全国に共通するこれからの桜問題

90年前、地元出身の歌舞伎役者・市川百十郎氏が、日本三大清流長良川の支流で酒蔵のある岐阜県各務原市の境川地域に1200本の桜を寄贈し、生涯を捧げました。現在、川の両岸約4キロに渡って咲き誇る1000本以上のソメイヨシノの桜並木は「百十郎桜」と呼ばれ、春になると見事に咲き誇り、観光名所として多くの人々に親しまれています。
また「百十郎桜」を起点とし、各務原市内一円は大きな桜の輪でつながっています。桜回廊の総延長は31キロメートルとなり、「日本一の桜回廊都市」として観光地となりました。
しかし現在、「百十郎桜」は植樹された当時の1200本から1000本にまで減少し、老朽化が原因で損傷がある桜木が多数を占めています。
こうした状況を受けて、各務原市民による「百十郎桜保全ボランティア」の「桜守」が維持管理を努めていますが、「桜守」の人々も高齢化が進み世代交代もなく、今後の維持管理が困難になる状況は目前です。
さらにコロナの影響もあり、ボランティアが参加するイベントの開催が困難となりました。日本全国でも同じような状況が起きているでしょう。
また現在の河川敷に植樹することは法律により制限され、現在の堤防沿いへの植樹は現時点では不可能です。
そして桜の老朽化は急速に加速しています。日本全国でも同様な環境であり、このままでは世界中から愛される日本伝統文化「お花見」が失われてしまいます。こうした桜の危機的な現状を、多くの人々に伝えていかなくてはなりません。また「お花見」文化を残すために、新たな桜名所を創っていくことも必要ではないでしょうか。
このままでは、世界に誇れ愛されている日本の伝統文化「お花見」が失われてしまう!
老朽化が進む多くの桜を保全し後世に伝えていくためには、行政の力だけでは限界があり、多くの方との協働が必要です。日常的に桜を見守ることで、桜の変化や異常を素早く発見できることに加え、地域のコミュニティ形成などの効果も期待できます。
そのため桜の観察にもつながる清掃など、ボランティアによる桜守活動を推進し、桜の保全と新たに植樹することで将来への文化財産となり、世界中から愛される桜の風景を共創することが大切だと考えています。
「お花見」は1300年以上前から続く風習・文化で、世界中から愛されています。
その主役の桜が老朽化し衰えている。春を感じ気持ちが癒される日本の代表的な伝統文化「お花見」を、次世代にもつないでいきたい!
そして世界中の方たちからの力で桜を守っていきたい!
「百十郎桜」から始まる桜回廊の維持と拡張の管理により知識・経験を積み、そのノウハウを全国の人々と共有し、日本全国の貴重なお花見文化を守れるのではないか、そんな思いでこのプロジェクトを立ち上げました。
みなさまからのご支援金は、「百十郎桜」と桜回廊の維持拡張管理をはじめ、国内外の方々に楽しんでいただけるための環境づくりに活用させていただきます。
世界中から愛され、1300年以上もの歴史を誇る日本の伝統文化「お花見」を、これからもサスティナブルなものにするためのご支援を、どうぞよろしくお願いします!
(活用例)
- 百十郎桜&桜回廊の保守・拡充
- 百十郎桜&桜回廊ルートマップの制作
- 百十郎桜まつりイベント協力
- 桜守ボランティア協力
- 百十郎桜&桜回廊のプロモーション活動
「百十郎 emotion」当選キャンペーン結果発表
MATCHAと行ったアンケートキャンペーンの当選者を以下に発表します。当選された方には別途ご連絡を差し上げ、商品の発送をさせていただきます。
キャンペーン詳細:https://matcha-jp.com/jp/11083
当選者一覧
▼emotion5本セット
- Julia Tung
▼平盃
- Jazz Omari
- Louis Goldberg
- Kumar Amritanshu
- Pavan Kumar
- Eliska
- Mica
- 卓淑珍
- 林家妤
- Bonniekev
▼ 試飲キット
- Travis William
- Tanya
- June Lim
- Rex
- Carmen Chong
- Chiara
- Lucy Dayman
- Damon
- すきーやろう
- ひろりん
- もと
- なかむらとらきち
- 岡 晴日
- あやのん
- 豆ごはん
- lichiu
- 徐君華
- 鄧名惠
- 陳振維
- CC
- HANA
- 李品彥
- 陳昱杉
- Leo
- 廖純英
- 涵
- 家葳
- Youap
- 湘湘
- ヒカリ
- Tresia