宇佐国東半島を巡る会とは

私たち宇佐国東半島を巡る会は、神社とお寺が集まり、神仏習合文化発祥の地と云われる大分県国東半島に今日まで受け継がれてきた独特の山岳仏教「六郷満山」を国内外へPRし、観光誘客に役立てるため2014年に設立された観光プロモーション団体です。
この地に残る文化を活用し地域活性化を目指し設立され、官民一体となり新たなコンテンツ造成はもちろん、磨き上げに力を入れて活動しています。
鬼会とは?
ONI Festival
大分県の国東半島は宇佐神宮を中心に栄えたこの地独自の山岳仏教文化である「六郷満山文化」が1300年以上の歴史を今日まで受け継いでおります。神仏習合文化発祥の地とも云われ、「鬼会」はその代表的な行事の一つで、国指定重要無形民俗文化財にも登録され、毎年旧正月の時期に行われる一年間の無事を祈る厄払いの行事です。
鬼は通常、悪とされることが多いですがこの地の鬼は皆から「鬼様」と呼ばれ親しまれています。なぜ鬼様と呼ばれるようになったのか・・・それは神・仏が姿を変え、魔(この世に存在する悪いもの)を除ける(払う)ために鬼の姿に扮したと伝えられているからです。実際にこの行事は平安時代(約1000年以上昔)には既に行われていた記録があり、村の農作物の豊作や家々の安泰を祈っていたとされています。
この「修正鬼会」という行事は午後3時に始まり、すべての行事が終わるのが翌朝午前5時ごろと、12時間以上かかる大掛かりな行事です。そのため、準備は2ヶ月ほど前から村を上げて行われます。人と人とが繋がり開催される奇祭です。
この行事には主に3種類の役割があります。
- 鬼役など祭典を執り行う僧侶
- 行事全体を補助するタイレイシと呼ばれる村人
- 鬼を迎え入れお接待を振る舞う家
写真の様子はその3種の役割が一同に揃っている時の写真です。
2021年は、コロナ禍によって無観客開催に
しかしコロナ禍によって、今年は残念ながら関係者のみの開催となり、一般の方々が参加することができません。そこで、私たちはこの「伝統のお祭り」と「最先端の技術」を組み合わせた初めてのライブでの配信に挑戦し、皆さまにはオンラインで楽しんでいただきたいと思っております。

「この日、この時にしか体感できない主催者側からの目線で楽しんでいただければと思い準備を重ねてきました。返礼品は、コロナ収束後に国東半島を訪れていただきたいという願いを込めて用意しました。」(宇佐国東半島を巡る会 秋吉文暢事務局長)
皆様の応援で来年から通常通りの開催ができることを切に祈り、世界中の方々に宇佐国東半島を訪れていただける日が来るのを楽しみにしています。
ライブ配信の詳細
今回のライブ配信は修正鬼会開催当日非公開である内容を2回配信します。コロナ禍において中止も検討されましたがなんとか地元住民の方々のおかげにより開催することはできましたが、様々な事案を考慮し非公開となりました。前述の思いの通り主催者側と協議した結果、ライブ配信という形になり開催当日のクライマックスである鬼が登場する場面を中心にご覧いただくことが可能です。ライブ配信のため編集が出来ないという緊張感は我々にもありますが逆に本来の様子を伝える一番良い方法でもあると思いました。ぜひご覧出来る日を楽しみにしていてください。
日程
- 【終了】2月13日(土)岩戸寺修正鬼会 17:45〜19:00
- 【終了】2月18日(木)天念寺修正鬼会 20:00〜21:30
※返礼品を購入いただいた方に、視聴URLをお送り致します。ネット配信のため機材のトラブルなどにより予定通り配信できない場合がございます。その場合は別日にライブ録画した内容が視聴できる日程及びURLを再送信いたします。
- 3月17日(水) 修正鬼会及び、声明&能 総集編
※こちらの動画は、ライブ配信を編集したアーカイブ動画になります。
※視聴URLを購入いただいた方には、2月13日、2月18日の鬼会を含むすべての視聴URLをお送り致します。
※総集編の視聴URLは、3月17日以降に全ての皆さまにお送り致します。
声明&能 ShyoMyo&NOとは
声明とは日本の音楽の原点とも云われ、僧侶がお経に音階をつけて唱えます。
今回行われる特別公演は神事である神楽舞と声明と能にあわせ鬼会という異色のコラボによるものです。
ご支援いただいた資金の使い道
みなさまからご支援いただいた資金は、以下に使用させていただきます。
- 修正鬼会保存会活動資金
- ライブ配信事業運営費
- 来年本来の形で開催されるために必要と考えられるコロナ対策費
皆さまからのご支援、お待ちしております。
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